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診療内容・料金・ご予約
診療・相談の進め方
当院は、初診の時もその後通っていても、長めな診療・相談時間を確保しています。
ただ症状経過をみるだけでなく、個人個人の症状・悩みの成り立ち、その後の経過、自分や周囲でも普段語れない性格の話題などをみていくことが、心と神経と身体の状態、人生に関わっていると思うからです。精神医学でも心理学でも、教科書ではそれは当たり前のことのように書かれていますが、リアルな暮らしの中でそれをどう専門的に捉え、話を進めていくかは、本当にはプロの私たちでも難しいものなのです。
実際に、それを実践するためには、普段なれている、現代的な仕事の仕方とは矛盾する面があり、中々実現できる方法がありません。
そのため当院では、
・診療時間の調整
・受付・問診の工夫
・料金体系の工夫で「しっかり相談を続けたい人」中心に診療・相談・サポート
を行っています。
つまり、「普通の病院より受付の手続きは簡略で、相談したいことをざっくばらんに話せる。緊張してうまく話せないときにも話を引き出してもらえる」ので、診療の流れをそれほど心配する必要はありません。
★なお、当院は臨床判断を中心に据えているため、いわゆる数値などが出る心理検査などは行っていません。これにも理由があるのですが、それも別に述べます。



自由診療でできること、できないこと
健康保険が使えない、自由診療なため、料金が保険適用病院とは異なりますが、その分以下の工夫をしています。
・1回診察を受けると、その後のフォロー期間に料金はかかりません。
・より営利性の高い自由診療と異なり、処方料金を低く抑える工夫をしています。
・お薬の種類によっては高額になるため、保険病院への紹介状は一回分無料です。
・通院継続性が高い人の場合には、診療時間以外にも追加料金無しで予約を取れることがあります。(診察内で相談)
・体調・精神状態が安定してきたあと、勉強や職業技術、就職活動、管理職としてのマネージメントやブレストの仕方、専門職のスタンスの持ち方などを極めて実践的に研修(リハビリ)できます。(これについては、別のページで説明します。」)
できないことで明確なものは、
●健康保険の傷病給付をもらいながら休職する診断
●生活保護や障害者受給・公費の利用
(一般の生命保険会社などへの診断書は発行できます。)
●院外薬局での保険適用処方
なお、診断や処方組み立て、処方日数は、一般的な保険診療病院と同様の水準で行うよう心がけています。

